いま売出し中のイケメン男性5人のボーカルグループ「Le Velvets(ル・ヴェルヴェッツ)」が26日、京都市左京区の吉田山のふもとの小さな音楽ホール「錦鱗館(きんりんかん)」(京都市左京区吉田神楽岡町3番地)で開いたホームコンサートに招待される幸運に恵まれました。
60人も入れば満員という小さなホールで、クラシックの本格的なボーカルグループの歌声をピアノの伴奏のみ、時にはアカペラでマイクオフの生歌で思う存分聴けたのですからこんな贅沢はありません。
高級住宅街の一角、こんなところに音楽ホールが、と探しながら歩いていると、素敵な門構えの住宅に表札のような「錦鱗館」の看板が。門を入って坂道を下り、普通の住宅のような玄関を開けると隠れ家的な存在のホールが出現しました。
Le Velvets は、「上質なベルベットのような柔らかいハーモニーと上品な佇まいで、贅沢な時間と空間を演出するボーカル・グループ」を目指して名付けられたそうで、東京芸大など音楽大学出身者のテノール3人、バリトン2人の男性5人で構成、身長180センチ以上のイケメン揃い。
和歌山では、島精機製作所の創立50周年記念式典に出演して、参加者の間で話題を呼びました。
故島和代夫人も、その歌声に魅了された一人で、熱烈なファンだったことから、和代さんの社葬では、島さんの遺影に5人が涙をこらえながら歌っていたのが印象的でした。
この日は、オペラやジャズ・ポップス、美空ひばりの演歌「津軽のふるさと」や民謡、アンコールではサッカーの国際試合で歌いその良さを再認識したという国家「君が代」まで飛び出しましたが、中でも私は和代さんの社葬の際に彼らが捧げた曲「The Letter To My Mother(母への手紙)」がいろんな思い出が呼び起され印象的でした。

(最新のCDジャケット)