2014年09月05日

日本・トルコ国交90周年記念コンサート

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日本・トルコ国交90周年記念して― 命をかけた救出劇 エルトゥールル号が結ぶ日本とトルコの友情 ―と題したメモリアルコンサートが4日夕方から、東京都渋谷区のNHKホールで開催されました。
コンサートには、日本・トルコ協会総裁の彬子女王が臨席されたほか、駐日トルコ共和国大使館からA.ビュレント・メリチ特命全権大使、和歌山からは仁坂吉伸和歌山県知事、田嶋勝正・串本町長らが出席されていました。
明治23(1890)年9月16日、和歌山県紀伊半島沖でエルトゥールル号が遭難、多数の犠牲者を出しましたが、串本町の大島島民の献身的な救助活動が69人の船員の命を救いました。
その95年後の1985年3月17日、イラン・イラク戦争で、イラクのサダム・フセインが「イラン上空を飛ぶ飛行機は全て撃ち落とす」と宣言し、イラン在住の日本人は脱出しようにも出来ずにパニック状態となっていました。その絶望と思われた戦火飛び交うテヘラン空港にトルコ航空の救出機が到着、日本人216人全員を乗せて国外脱出、命を救ってくれたのでです。
トルコの人たちは、100年前の海での恩を忘れず、空で返してくれたのです。
この日、日本・トルコ両国の国歌演奏に続いて、紀伊の国交響組曲 第5楽章「友情」の「九死に一生」〜テヘラン脱出と「エルトゥールル号の軌跡」〜が演奏されましたが、この交響組曲は、コンサートの“仕掛け人”で和歌山の実業家、向山精二さんが作詞・作曲したものです。
さらに串本町でいまでもエルトゥールル号の乗員に捧げる曲として子供らが歌い継いでいる「追悼歌」とともにいずれもを映像付きで向山精二さん指揮で演奏しました。
ちなみに、会場は満員で、両国の奇跡のような交流の歴史を映像付きの交響組曲で知った東京の観客や招待された各国大使館関係者らに、感動の輪が広がっていました。
日本とトルコの両国が、このコンサートを通じて友情の新しい歴史の一ページを刻んだことを目撃できた貴重な一日となりました。
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posted by nkouji at 19:23| Comment(0) | あちこちの話
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