
和歌山放送のパーソナリティー、ウインズ平阪さんでおなじみのJポップユニット「ウインズ」と、紀の川市出身の歌手TONPEIさんのライブが28日午後5時から、和歌山市の和歌山市民会館小ホールで開かれました。
ウインズのボーカル、ギターの平阪佳久さんもTONPEIさんも和歌山放送でおなじみですが、音楽の種類が違うので意外なコラボでしたが、前半の約1時間半がウインズ、後半の1時間余がTONPEIさんという別建ての構成。“一粒で2度おいしい”ではないですが、2つの熱いコンサートを同時に楽しめてお得な気分もし、「こんなライブのやり方をありか!」と妙に納得しました。
またお二人の歌の持ち味は違いますが、平阪さん、TONPEIさんとも昭和33年生まれの56歳。和歌山を愛し、歌を愛し、全国を席巻するヒット曲の夢をあきらめず音楽活動を続けている点では共通点があります。
平坂さん作詞作曲の『明日へと』は来年和歌山県で開かれる紀の国わかやま国体のイメージソングに、TONPEIさんもJリーグ入りを目指すアルテリーヴォ和歌山の応援歌『KIZUNA』を歌うなど「歌で和歌山を元気に」という心意気でも共通しています。
この日のライブは、ウインズはサポートメンバー7人、TONPEIさんもオリジナルバンドメンバー5人がそろう本格ライブ。1年ぶりに平阪さんの「夢はあきらめないで」というメッセージを込めた熱唱、ウインズのボーカルで『明日へと』を歌う宮本恵梨菜さんやTONPEIさんの素晴らしい声量を満喫、何か元気を吹き込んで貰ったライブでした。